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輸送用トラックの荷台を広告媒体に「SINE & TRUCK(サイントラック)」がリリース

令和4年12月7日、株式会社キネクト(以下:キネクト)は、街を走るトラックの荷台を広告媒体とした新しい宣伝・告知サービス「SINE & TRUCK(サイントラック)」を、12月15日より開始すると発表しました。
サイントラックとは

サイントラックは、「街を走る広告 生活空間に、新しいアイキャッチを」をコンセプトとし、街を走る輸送用トラックの荷台を広告媒体として商品やサービスの訴求をする宣伝・告知サービスです。

従来もトラックを利用した広告宣伝車(アドトラック)はありましたが、輸送用のトラックを利用するサービスは過去にほとんど例がなく、わずかに活用された例を見ても運送会社ごと単体での展開が主でした。

しかし、アドトラックやバスのラッピング等で実証されているように、自動車を利用した広告はインパクトが大きく、高い認知率と広告効果を見込めます。

また、輸送用トラックを活用するため、新たな交通渋滞や排気ガス、音を発生させない点も、広告だけを目的として走るアドトラックとは異なるポイントです。このことから「人や環境にやさしい広告」としてのブランディング効果にも期待できます。

サイントラック4つの特徴

キネクトでは、サイントラックの特徴として、次の4点を紹介しています。

▽1.注目度が高く、反応が得られやすい

サイントラックは、高い注目度と反応率が期待できる広告媒体です。その理由として、人は無意識に動くものを目で追う傾向にあること、トラック広告が歩行者や付近を走行中のドライバー同じ目線にあり視界に入りやすいこと、気になったものをスマホですぐに検索したり共有したりできる環境が整っていることなどが挙げられています。

▽2.人や社会、環境にやさしい

宣伝のためだけにトラックを走らせるアドトラックと異なり、サイントラックでは街を走る輸送用トラックを広告媒体とするため、新たな交通渋滞や排気ガス、騒音を発生させることがありません。

▽3.広告費用を抑えられる

こちらも輸送用トラックを利用するからこそのポイントです。宣伝のためたけに走るアドトラックと異なり、既に街を走っているトラックを利用するため、広告費用を抑えることが可能です。

▽4.広告効果測定のための月次レポート

サイントラックでは、車両ごと、走行エリアごと、走行距離ごと、走行日数ごとに広告効果を測定するため、そのデータを自社のマーケティング施策に活かすことができます。

今後の展開

サイントラックについてキネクトは、まずは関東を中心に展開し、随時全国に展開していくとしています。

文/BUY THE WAY lnc.

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